シティプロモーションの効果測定と市場調査テレワークやワーケーションのデータ2(ワーケーションのデータのまとめ)

実際にテレワークやワーケーションはどの程度、世の中に浸透しているのでしょうか?そして、地方創生にどのような影響を与えるのでしょうか??
データからみるテレワークやワーケーション状況を紹介したいと思います。

第2回は「ワーケーションのデータのまとめ」です。
どのぐらいの人がワーケーションを希望していて、実際にしているのかなどをデータから調べてみました。



20代の「ワーケーション」の経験は約30%!他の年代と比べて高い傾向に

エクスペディア・ジャパン 2020年11月

<調査概要>
オンライン調査(2020年8月)
サンプル数 男女400人

ワーケーションをしたい人は、20代と30代で半数近くになったが、実際にワーケーションをしたことがある人は20代で27%、30代で16%と、「若い世代でのワーケーションニーズの増加傾向」「ワーケーションをしてみたいが、実際にはなかなかできていない」状況がわかる。

他にも下記の質問があります。
・ワーケーションを知っていますか?
・ワーケーションをしたことはありますか?
・ワーケーションをしてみたいですか?
・ワーケーションで行ってみたい国内スポットランキング


詳しくは、
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000216.000003373.html


【テレワーク実施者1000人調査】ワーケーション実施者は5%だが、62%がワーケーションに興味

株式会社INFORICH 2020年10月

<調査概要>
・調査タイトル:「テレワークとワーケーションに関する意識調査」
・調査対象  :全国の20~40代男女・テレワーク週1回以上実施者1000名(エッセンシャルワーカー除く)
・調査時期  :2020年10月初旬
・調査方法  :インターネット調査

<テレワーク・ワーケーションに関する意識の調査 サマリー>
・9割以上(93%)が「自宅(屋内)」でテレワークを実施している
・「自宅(屋内)」 におけるテレワークの課題は「リフレッシュ/気分転換しづらい環境である」こと
・ワーケーション実施者は5%だが、62%がワーケーションに対して興味を持っている
・ワーケーションをやりたい理由は「気分転換になりそう」がトップ
・65%が「たまにはテラスや公園など、開かれた空間(屋外)で働くことでリフレッシュになると思う」と回答

詳しくは
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000033521.html


テレワークを実践する会社員、「ワーケーションに取り組んでみたい」が62.0%。一方で、既に取り入れているのは0.6%

株式会社あしたのチーム 2020年9月

<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年8月13日〜同年8月18日
有効回答:テレワーク導入企業の会社員332名

テレワークを導入している企業の会社員への調査結果。ワーケーションに前向きな人は6割以上いるが、既に導入している企業は0.6%とほとんどなかった。導入される確率が低いと答えた人は約7割。
ワーケーションはしてみたいが、実際にはなかなか実施できない状況がデータからわかる。

他にも下記の質問があります。
・ワーケーション制度を実際に自分が利用するにあたっての、不安や課題を教えてください。
・ワーケーション制度を実際に自分が利用するにあたって、期待することやメリットを教えてください。
・あなたの働く会社で、将来的にワーケーションが導入される確率は高いと思いますか。

詳しくは
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000233.000025661.html


経営者の約半数が既にワーケーションを実践!50.4%が「自社での導入に興味がある」と回答

株式会社 We’ll-Being Japan 2020年9月

<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年8月13日〜同年8月18日
有効回答:テレワーク導入企業の経営者323名

テレワーク導入企業の経営者のみにしぼった調査結果。他の調査結果ではワーケーションの実施率は非常に低いが、今回の調査結果では、経営者のみで見た場合には実施率が高いことがわかった。

他にも下記の質問があります。
・「ワーケーション」制度の取り組みについて、可能であれば自社での導入に興味はありますか。
・実際に自社で導入する場合、どのような課題があると思いますか?
・「ワーケーション」の導入によるメリットにはどのようなものがあると思いますか?

詳しくは
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000062685.html


上記のデータからわかったこと

  • ワーケーションの希望者は非常に多い。
  • 一方で、ワーケーションを実施できている人はごく少数。
  • 20代でワーケーションの実施傾向が高い。
  • 経営者のワーケーション実施率が50%と非常に高いこともわかった。